子供の吃音 [どもり]
子供の吃音には、どのように対処していけばよいのでしょうか?
学校に通うようになった子供の吃音は、
幼児に比べ、治りにくい傾向があります。
その理由として、子供もある程度大きくなってくると、
自分が吃音であることを自覚してしまうからです。
吃音は、本人が自覚してしまうことで、
より治りにくくなるといったことがあります。
そして、学校に通うようになると、同じ年代の子供と接する機会も増え、
周りとの違いを気にしてしまったり、周りの子供たちから、
からかわれてしまうこともあります。
そうすると、子供は、吃音であることを苦にしてしまったり、
心に傷を負ってしまうこともあります。
そうすると、本人が、今まで以上に、吃音を意識するようになり、
そのことが原因で、さらに治りにくくなるといった悪循環に陥ってしまいます。
特に、みんなの前で本を朗読したりするような場面では、苦痛に感じると思います。
ですから、できることなら学校に行くようになる前に、
治してしまうのが理想的です。
そうはいっても、何から始めたらよいのか、
どのようにしたら良くなるのかわかりませんよね。
子供が吃音の場合、ことば教室などで、吃音の検査を受けることもできます。
病院に行くことに抵抗がある人は、ことば教室などを利用し、
専門家に相談してみるのもお勧めです。
小さい頃は、環境の調整など、ちょっとしたことで良くなることも多いので、
早めの対処が望ましいと思います。
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